【プロの現場で使える】映像で肌修正! After EffectsとPhotoshop連携でレタッチ

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ユーザー
ユーザー

映像もフォトショみたいに肌の修正ってできないのかよー

tetsu
tetsu

そんなことないよ。

Content-Aware Fill機能を手順追って説明するから試してみて!

パスをトラッキング

今回は目下にあるホクロを消していきます。

Ellipse Toolを使いパスをとる

  1. パスを終えフッテージをクリック
  2. キーボードMを2回押す
  3. マスク部分しか見えないのでAddからNoneに変更する

Track Maskを使う

Track MaskをクリックするとTrackerパネルが表示される。

するとマスクのトラッキングが始まります。

手動でマスクトラッキングする

途中でトラッキングがズレたので、手動でマスクのポジションを調整した。

10フレームくらいタイムラインのカーソルを動かし調整した

今回はホクロだったので円マスクで十分でした。

複雑な素材をペンツールでマスクする場合は、パスポイント数を少なくして正確にマスクすることが重要です。

初めは調整に時間が掛かりますが慣れてくれば難しくはありません。

ペンツールを使うときはwacomなどペンタブを使うと便利です。

After EffectsからPhotoshopへ

Photoshopで画像をレタッチ

Photoshopで画像のレタッチが分からない方は下記の記事をお読み下さい。

関連記事

レタッチが終わりPhotoshopをセーブしAfter Effectsに戻ると素材の下にReference Frameが作られています。

tetsu
tetsu

タイムラインのカーソルを最後のフレームにして、先ほどと同じステップをして下さい。

Content-Aware Fillのパラメーターを調整

Alpha Expansion | Fill Method | Lighting Correction

修正するオブジェクトが光で影響している場合は、Lighting Correctionにチェックをいれ3種類の修正強度(「控えめ」、「中」、「強」)のいずれかを選択します。

詳しい調整詳細は下記のリンクで!

今回は初めと最後のフレームだけのReference Frameだけで良い結果でした。

動きがある映像などは、激しく動く前のフレームをReferenceとして数枚レタッチが必要になります。

トライ&エラーを繰り返し作業するとよいでしょう。

おわりに

どんな素材でも同じやり方で上手くレタッチできるものではありません。

色んなシチュエーションで撮影された素材で練習するといいですね。

ユーザー
ユーザー

Damn, what’s NEXT?

最初の方は「次は何したらいいんだっけ?」と毎回忘れると思いますが、これは何回もやって体で覚えていくしかありません。

余談ですが最近WebCMの仕事でContent-Aware FIllでメガネの埃、壁にあるお店のロゴを消す作業をしました。

本当に便利な機能です!

文章: tetsu( @eizoblog)

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