Davinci Resolve 18 パブリックベータがリリースされました!

tetsu
色んな新機能が追加されましたね。みなさんはもう試してみましたか?

ベティー
まだ試してないよ。何かいい機能追加された?
今回は色んな新機能の中からDepth Map(深度マップ)の使い方の説明をしていきます。もしAdobe After Effectを使用している方がいれば、Roto Scopeといえば分かりやすいのではないでしょうか?
対象のオブジェクトを背景などと分ける機能。この機能を使いオブジェクトと背景を別々に色調整したり色んなシーンで使える機能です。
この記事はこんな人にオススメ
- 新しくアップデートされたDavinci Resolve 18をお使いになる方
- どんな新機能が追加されたか分からない方
- 新機能をどうやって使うか分からない方
この記事を読めば、できること
- Depth Map (深度マップ)を理解し使い方が分かる
Depth Map(深度マップ)適用方法
今回はDepth Mapだけにフォーカスして解説していきます。(赤枠のみ)

エフェクトの適用
- Effect タブをクリック
- エフェクトの名称を入れて検索
- 左クリックでホールド
- 挿入のアイコン(緑プラス)がでたら適用

白部分が選択されている範囲

tetsu
どっちがフォーカス部分か覚えよう!

- foreground(前景)
- background(背景)
Depth Map(深度マップ)調整手順
- Adjust Map Levelsにチェック
- Isolationにチェック
- PostProcessingにチェック



Depth Map(深度マップ)使用方法
Depth Map Nodeを選択して、右クリックでAdd Serial

もしくは、

作成したSerial Nodeを選択して、右クリックでAdd Layer

もしくは、

作成した2つのNodeにDepth Mapを繋ぐ

チェックを外すとマップビューが解除される

選択範囲
前景になっているか確認する。

選択範囲を反転
- Nodeを選択
- Keyをクリック
- 反転Keyをクリック

これで背景調整ができるNodeを作成できた。
前景と背景のカラー調整をする

tetsu
あとは、作成したレイヤーでカラー調整するだけです!


ベティー
やばい! これ神機能じゃん
おわりに
ベータ版だから?エフェクト自体が重い?その為、反映に時間が掛かりますが、これは正規版が出るまでとりあえず待ちましょう。とにかく今まで正確に範囲が選択できなかったことが可能になったこのパワフルな新機能。皆さんもベータ版をダウンロードして試してみてはいかがですか?正直、神機能です!
文章: tetsu( @eizoblog)
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