どのソフトでもそうですが使い始めは、どういう機能か分からないものってありますよね。Davinci Resolve初心者の場合、カーブにあるvsってどういう状況で使用したらいいか混乱することがあると思ったので解説していこうと思います!
今回は説明が長くならないように、Node(ノード)の説明は省いてCurves解説だけにします。

確かにvsって色々あって、どういう時に何を使うのがいいのか分からないことあるね

そうそう!でもとても便利な機能なので覚えておくとカラー調整が楽になるから一緒に学んで行こう!
この記事はこんな人にオススメ
- Hue Vs Hue の使い方が分からない人
- カラー調整でお困りの方
この記事を読めば、できること
- Hue Vs Hue の理解度が高まる
- カラー調整が今までより簡単にできる様になる
始める前にこれだけは覚えておきたいこと


こういう風に覚えると、とても簡単にイメージできると思います!

本当だ〜!Aが気になっている部分で、その気になった部分のBを調整していくって覚えればすごい簡単だね
調整で使用するイメージ(Sony a7c 8-bit Footage)

Hue Vs Hue (色相vs色相)
調整後イメージ(紅葉の色を緑に)

まずは①Curvesをクリックして、②Hue Vs Hueを選択します。

イメージ上にカーソルをやるとスポイトが表示されるので、変えたい色にスポイトを移動し色を抽出する。

そうすると下のイメージの様に色が選択されます。
赤枠の2ヶ所のポイントをInput Hueを使い、矢印方向に色の範囲を広げます。

下のようにポイントを移動する

赤枠のポイントを調整すると調整後イメージになります。

綺麗な紅葉の色を緑にすることはないと思いますが、今回は解説で分かりやすくする為にHue Vs Hueを使い紅葉の色をグリーンに変更しました。このようにHue VS Hueを使えば指定した色を簡単に変更するできます。
実際では、この映像で必要に応じてでHue Vs Hue使う場合は、ハイライト部分の紫・赤色をオレンジに近づけるということに使用すると思います。



違い分かります??微妙に調整しただけで雰囲気変わりますね
実際には紅葉のカラーを調整する場合は、次で解説するHue Vs Satを使って彩度調整をしてカラーを強調することが多いと思います。
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おわりに
Aが選択したもの。Bが調整していくもの。これさえ覚えておけば、これから解説する他のカーブVsも問題なく使用できると思います!
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